ローリエ餃子
前回の日記で「早く食べて片付けてしまいたい」と書いていた冷凍餃子ですが、本日、無事完食しました。
しかも、最大のネックとなっていた臭みの強い生姜餃子も全て美味しくいただくことができました。ほんのちょっとのアレンジで、肉の臭みを完全に取り除けたのです。
それがこちらです。
ローリエです。
数か月前にカレーに入れるために買ったローリエが、ここで活躍しました。
臭みを消す効果があるのは調べて知っていたので「もしかして」と思って入れてみたところ、ビンゴでした。フライパンに1枚放り込んで蒸し焼きにすると、見事に臭みが取り除かれて、美味しい餃子に生まれ変わりました。
当初の予定では大葉と生姜を大量に混ぜた特製のタレで臭みをごまかすつもりで、ローリエは台所にあったから一応入れてみた程度だったのですが、結果的にタレ無しでいけるくらいの出来になりました。びっくりするくらい効果覿面でした。
これが本当に気持ちよかったです。
最初カレーに入れた時は大した活躍を見せず、その後も持て余し気味だったローリエが、まさかこんな形で役立つとは。餃子を口に運んで、いつもの臭みが消えていることに気付いた瞬間、パズルのピースがはまったような快感がわき上がりました。役立たずだと思っていた仲間が隠された才能に目覚めてピンチを救ってくれる少年漫画の展開みたいで、感動すらありました。もう一回生姜餃子を買って試したいくらいです。これはローリエもめっちゃ気持ちよかったと思います。
思えば、今まで私が作っていた料理はそもそも臭みの強い食材を使っていなかったので、ローリエの強みを活かせていなかったのでしょう。今回でローリエの正しい使い方を理解できたので、今後は臭い食材にも怯まず立ち向かうことができます。
この手札が増えていく感じ、いいですね。料理の楽しさがまた一つ理解できました。料理好きの人はこういう経験を何度もして、その度に気持ちよくなっているのでしょうか。
最近のこと
最近のことを書いておきます。
自炊
飽きてきています。
スーパーに行くと、肉や野菜を買おうかと毎回悩むのですが、調理する気が無くなって腐らせたくないので生で食べられるものや保存の利くものばかり買ってしまいます。結果、家にある食材が大体同じメンツになってしまい、似たようなものばかり食べることになります。
外食にハマっているわけではないので家で食べることは多いのですが、上記の理由で食材のパターンが少ないので、塩味のパスタや冷凍うどんが結構活躍しています。
でもそれだけだと栄養がヤバそうなので、アボカドは積極的に買うようにしています。アボカドは栄養豊富らしいし、熟していれば生で食べても美味しいので便利です。アボカドは熟を見極めるのが難しいのですが、生の食材をなるべく買わず、アボカドに全集中していれば割と何とかなります。主にパスタに入れて食べています。過去の日記で「アボカドを食べるやつは全員栄養に踊らされている」と書いていたのですが、そんな私も今はこうなっています。
あとはフルグラを毎朝食べています。美味しいしずっと飽きないのですごいです。
冷凍餃子
完全に飽きています。
初日に全体の1/6を食べたので「このペースならすぐに無くなるな」と思っていたのですが、1ヵ月たった今もそこそこ残っています。冷凍なのでまだ腐ったりはしないでしょうが、冷凍庫に餃子が入ってる状態がストレスになってきたので、そろそろ終わらせたいと思っています。買った当初は安心感を与えてくれていた144個の重量が、今はまるで足枷のようです。悲しいものですね。
食べる頻度が減ったのには「飽きたから」以外にも一応理由があります。
購入した144個の餃子には実は内訳があって、本餃子、黒餃子、生姜餃子の3種類をそれぞれ48個ずつ買っていました。同じ餃子ばかりだと飽きそうだから、せめて種類は分けておこうと考えた結果だったのですが、この判断が失敗で、生姜餃子があんまり美味しくなかったです。生姜入りなのに何故か肉の臭みが強くて、食べるたびに嫌な気分になります。たまたまハズレを引いたのか、いつもこうなのかは分かりませんが、本餃子や黒餃子の方が圧倒的に美味しいです。でも食べないわけにはいかないので、「餃子を焼くときは半分は生姜餃子にする」というルールを設けて消費に励んでいました。その結果、餃子を食べること自体が嫌になってきたという次第です。
今は方針を変更して、先に美味しい本餃子や黒餃子を食べてしまって、残った生姜餃子は臭みを消すアレンジを施して食べようと思っています。
頑張ります。
筋トレ
かなり飽きています。
というか、サボっています。暑いので。結構続いていたので完全に習慣化できたと思っていたのですが、そう甘いものではないのですね。
どこかで再開しないといけないとは思っているので、今日から再開します。日記に書いたら何故か強制力が働くので、これで大丈夫なはずです。暑さはクーラーで乗り切ります。
塗り絵
色々なことに飽きていった私が、では今何をしているのかというと、塗り絵をしています。
正確に言うと塗り絵のアプリです。
スマホゲームはずっとやってしまうので触れないように気を付けていたのですが、塗り絵はゲームではないので気軽に触れてしまいました。そしたら案外面白くて、ここ数日、暇を見つけてはやっています。
塗り絵といってもアナログな塗り絵とは結構違っていて、どこを何色で塗るかは全て決まっていますし、塗る作業もペイントの塗りつぶし機能みたいにタップするだけでいけます。つまり指定された場所をひたすらタップするだけの作業なのですが、私はそういうのが好きなのでハマってしまいました。一切頭を使わずに進められて、徐々に完成に近づいていく感じが良いです。
でも、ずっと続けてたら良くないとは思っているので、この辺で終止符を打っておこうと思います。今確認したらちょうど60枚塗っていたので、いい頃合いでしょう。
もし無限の時間を手に入れたら、その時はまたインストールしようと思います。
餃子が144個届いた日
先日、注文していた冷凍餃子が144個届きました。
冷凍庫が餃子で埋め尽くされたので、今は結構ハッピーです。
144個というとかなりの量ですが、元々「餃子を144個買うぞ!」と意気込んで注文したわけではなく、楽天の1500円引きクーポンを使おうと思って最低注文金額に合うように餃子をカゴに入れていたら、結果として144個になったというだけの話です。最初に買おうと思った量を考えるとちょっと多すぎますが、爆安価格で大量の餃子をゲットできたので全然OKです。
ここまで大量の餃子を手にしたことは今までなかったので、経験としても新鮮でそれもまた良いです。
基本的に食料は細かく買うタイプなので、「食べきれないのでは」という不安がありますが、それ以上に「いくら食べても無くならない」という状況に安心感も生まれていて不思議な感じです。冷凍庫を開けていっぱいの餃子を目にすると、自然と「いけるぞ」という気持ちが湧いてきて、生活の基盤として食はやっぱり重要なんだと気付けました。しばらくは餃子が私を支えてくれそうです。
届いた日に早速食べてみました。
いくら食べてもいいので、フライパンに乗るだけ乗せて焼きました。
味については、美味しかったです。餃子は全部美味しいので私は美味しいとしか言わないのですが、美味しかったです。 楽天で一番人気のやつなので、みんな美味しいって言うと思います。
ただ、あんまり食べ過ぎるとうんざりしてくるので、ちょっと足りないくらいの量に留めておいた方がいいと思いました。そうするともっと長い間、終わらない日々を楽しむことができるはずです。
ローリエ
ローリエを買いました。
しばらく続けていた自炊にも飽きがきていたので、ここで一発カレーでも作ってテンション上げようかなと思ったのですが、そこでふとローリエの存在が頭に浮かんだので入れてみることにしました。カレーのレシピを見ると結構な確率で使われてるし、実家のカレーでもなんか入ってた記憶があります。
今までに何度かカレーを作ってきましたが、ローリエを入れるのは今回が初です。私にはよくあることですが、ローリエを気にしていなかったので最近まで存在を認識していませんでした。実家で見た時は「葉っぱじゃん」と思いましたが、その葉っぱが何なのかを考えるには至りませんでした。少し前にYouTubeでカレーを作る動画を見ていたら不意にローリエが登場して、そこでようやく「ローリエとは」を考えることができました。なんか、香りづけとかに使うらしいですね。
ローリエを知るものは、あんまり説明してくれません。
今回は自分で調べたので大体わかったのですが、よくあるレシピでは「入れますね~」くらいの感じで処理されていて、ローリエを入れると何が起きるのかを教えてくれることは少ないです。初見の身からしたら、鍋に葉っぱを入れる(しかも後で取り出す)なんて異常な行動だと思うのですが、知るものはみんな当たり前のようにやってくるので「何だ?」と思いつつもスルーしていました。「知りたい」と強く願うものだけが、その存在を知覚できる。ローリエはそういう風にできているのです。
つまり、今回私がローリエに気付けたのは、自分の中のフロンティアスピリッツが育った結果。成長の証と言えるでしょう。
自炊を続けているだけですが、成長を実感できると嬉しいものです。
料理のレベルにしても、目玉焼きの作り方をググっていたあの頃から月日は流れ、ついにローリエまで来てしまいました。ローリエまで辿り着けるとは思っていなかったので、なかなか感慨深いです。この先歩き続ければ、次はどこまで行ってしまうのか。そういうことを買い物帰りに考えていたら、誇らしい気持ちになりました。
というわけで、出来上がったカレーはこちらです。
美味しかったです。
ローリエは正直あんまりわからなかったのですが、気配は感じました。ちぎったりもんだりするともっと気配が濃くなるらしいので、次はそうしてみようと思います。
逆上がりショー
また逆上がりの話をします。すみません。
鉄棒のある公園が、よく買い物に行くスーパーの近くにあります。なので最近は、買い物に出かけた時はついでに公園を覗いてみて、誰もいなければ一発逆上がりを決めて、颯爽と立ち去るようにしています。
でも、結構人がいること多いんですよね。公園って。
誰にも利用されない、逆上がり以外に価値がない公園だと思っていたのですが、あらためて気にしてみると、割と憩いの場として機能していたようです。大体いるのは一人だけですが、私は人がいる公園には立ち入らないので、その時は黙って素通りしています。逆上がりできなくて、ちょっと悔しいです。
「人がいても気にせず逆上がりすればいいじゃん」という話ではあるのですが、その公園が本当に猫の額ほどの狭さなので、一人でも人がいたら場を完全に支配されてしまうのです。そこで私が鉄棒を握りしめたら、間違いなく注目を集めるし、下手したら逆上がりショーのようになってしまいます。逆上がりショーなんて存在しませんが、それになってしまいます。
実際、以前公園に行ったら先客のお爺さんが鉄棒を握っていたことがあったのですが、それを見た私は「逆上がりか!?」と期待して、遠巻きにちょっと見守ってしまいました。
結局体を伸ばしていただけだったのですが、見かけた時は結構テンション上がりましたし、もし本当に逆上がりをしていたらショーとして成立していたと思います。拍手をしたかもしれません。
でも拍手なんてされたら、私なら二度とその公園に近づけません。
逆上がりは一人で、孤独を噛みしめながらやるしかないのです。
逆上がりの体2
前回の続きです。公園まで行って、逆上がりをしてきました。
結論から言うと、できました。
ちゃんと逆上がりの体になってました。
ただ、最初の1回目、2回目を連続で失敗して、3回目にようやく成功したので、思ったほどは上手くできなかったというのが正直なところです。
成功した3回目も決して綺麗なフォームではなく、回転しきれなくてバタバタする無様な時間を経て、何とか着地した感じです。
懸垂中に体が言っていた調子だと、もっと上手く回れるはずだったので、「ちょっと話が違うよな」とは思っています。体育教師みたいなお手本の逆上がりができると期待していたので、1回目に失敗した時は驚きすらありました。足を上げた先の動作は懸垂では練習できなかったので仕方がないのかもしれませんが、体への信頼は若干薄れています。
もし失敗していたら「二度とでかい口叩くな!」と怒鳴りつけていたところですが、一応成功したのでそうも言えず、ちょっと微妙な感じです。体も満足はしていないと思うので、少し様子を見て再挑戦したいと思います。
と、ここまでが2週間くらい前に行った時の話です。
そして昨日、あらためて公園に行って逆上がりをしたところ、普通に回れるようになっていました。2回やって2回とも綺麗に回れたので、これは本物だと思います。
少しずつですが、成長しているのが分かってよかったです。これからも人がいない隙をついて、逆上がりの体を維持できているかチェックしていきたいと思います。
逆上がりの体
最近、家にいる時間が長いので、せっかくだからと筋トレを毎日やっています。
もう1ヶ月以上経ちますが結構楽しくできていて、これからも続けられそうな雰囲気です。今までも何度かチャレンジしていたのですが、いつも気が付いたら止めてしまっていたので、こんなに続くのは珍しいです。
続けられている一番の理由は「暇だから」ということになってしまいますが、それ以外にも一応あります。
その一つは筋トレグッズによる効果で、やっぱりやってて楽しかったり、気楽にできたりすると続けやすいです。効率とかも大事ですが、個人的には続けられるかどうかが重要なので、その辺りを考慮して買うものを選びました。
特に良いなと思ったのが、このドアジムというやつです。
これは懸垂をするための器具で、ドアの枠につっぱり棒みたいに取り付けると体重をかけても大丈夫なくらいしっかり固定されるというものです。
懸垂自体がまず楽しいですし、しんどいので効果も実感できますし、一度設置したら後は準備とか一切なしでいきなり使えるのも楽で良いです。設置してあるのが脱衣所とかトイレに通じるドア枠で、絶対に毎日通る場所なので、通りたびに「ちょっとやるか」という気にさせてくれます。普通の懸垂だと主に背中を鍛えることになりますが、足を上げたりすれば腹筋も鍛えられるのでそれも気に入っています。
まだ1か月ほどではありますが、それでも毎日続けていると筋肉が成長して、回数をこなせるようになったり、腕とか足を大きく動かせるようになったりします。
そうすると、逆上がりをしたい欲求が湧き上がってきます。
少し説明が難しいのですが、「逆上がりできる」ということが感覚的にわかってくるのです。最近は懸垂をするたびに体が主張してきます。「自分、逆上がりできますけど」って。
そうなればやりたくなるのが人間というものですが、残念ながら、写真の通りうちの環境では逆上がりはできません。ドア枠の高さが足りないので、上げた足の行き先がありません。なので、体がどんなに「いけますけど」と言っていても、黙殺するしかない状況で、歯がゆさを感じています。
家でできないなら外に出るしかないので、今は外で逆上がりをしようかと考えています。近所に人気のない小さな公園があって、そこに鉄棒が設置されていることはリサーチ済みです。なので後は行って実行するだけです。
というわけで近々行ってみようと思います。
この日記を書く前は、少し悩んでいました。大人が公園で逆上がりをするのはちょっとヤバいと思っていたからです。
でも、今は別にいい気がしてきています。確かにちょっとヤバい可能性はありますが、それよりもやりたい気持ちがあるので。その気持ちに正直でいるほうが、世間体とかよりもずっと大事なことです。
体ができると言っているので絶対にできるはずですが、一応終わったら結果を書くつもりです。