四足歩行中止のお知らせ
2023年9月12日(火)
ドゥイッ
今日は四足歩行で帰宅しようと思っていましたが、やめました。
やめた理由を書いておきます。
「四足歩行で帰宅」とは
まず、四足歩行帰宅について説明します。
日記を継続すると決めた日に、まずやりたいことを思いつく限り書き出してみました。
「四足歩行で帰宅する」もその中の一つです。割と最初のほうに思いついた記憶があります。かなりやってみたかったので、すぐに試そうかとも思いましたが、物事には順序があるので後回しにしてきました。
で、今週に入って日記も10日くらい継続しているので「そろそろかな」と思い始めていました。
帰宅と言っても、会社から自宅までずっと四足でいくのは流石に現実的ではありません。私が考えていたのは、最寄り駅から自宅までの徒歩10数分のルートのうち、人通りの少ない一部だけを四足に切り替える、というものでした。
選んだのは、大通りから一つ外れた歩道でした。街灯が少なく、両脇に植え込みがあるので周囲からは見え辛い道です。そこを四足で駆け抜ける予定でした。
イメージは豹です。
四足歩行というと、カメのようにノシノシと歩くパターンもありますが、私は豹のように一気に闇夜を切り裂くつもりでした。そのほうが人に見つかるリスクを減らせますし、何より気持ちいいはずです。
少し前から、予定のルートを歩いて当日のシミュレーションをしていました。怪我をしないように軍手を買うなどの工夫も考えていました。
しかし、今日になって風向きが変わりました。
仕事をしながら四足歩行のことを考えていたら、やめておいたほうがいい気がしてきたのです。
なぜやめた
やめた理由は、いくつかあります。
順に書いてみます。
①通報されるから
少し調べた感じ、四足歩行で帰宅しても犯罪にはならなさそうです。
ただ、もしも誰かに見つかったら、そこそこの確率で通報はされるでしょう。
通報されたら、警察官が来ます。
警察官と対峙し、真顔で注意された時、それでも私は四足歩行を続けられるでしょうか。「犯罪じゃないんだからいいだろうが!」と居直れるでしょうか。
絶対に無理です。すぐに立ち上がって平謝りするしかありません。
見つかって謝るようなことなら、しないほうがいいです。犯罪じゃなければOKというわけにはいきません。警察の前でも堂々とできるならやってもいいと思いますが、今回はそうではないと気づきました。
先日マンションの最上階に行った時も「他の住人に会ったらきまずいな」とは思っていました。しかし、後ろめたいことをしているわけではないので、普通に挨拶をすれば問題ないという考えでした。
今回はそうはいきません。見られたら終わりだと思っているので、堂々となんてできません。すぐに逃げるか、立ち上がってごまかすかの2択です。
それに相手からしても、夜道で四足歩行してるやつに挨拶をされたら、逃げられるより怖いはずです。挨拶では四足歩行を打ち消せません。
②周辺住民を恐怖させるかもしれないから
通報はされなかったとしても、誰かに見られたら噂にはなるでしょう。帰り道で四足歩行してるやつを見つけたら、家族とか友達に話すのが普通です。
そうすれば周囲に噂が広がります。笑い話にでもなればいいですが、逆に怖い話として広まる可能性も十分に考えられます。そのせいで夜道を歩けない子供が出て来ても、私は責任をとれません。
誰かの笑顔を奪ってまで四足歩行をやりたいかと聞かれたら、答えはNOです。
③四足歩行で進んだ先には犯罪者の道がつながっていそうだから
予定していたルートを歩きながら、四足歩行のシミュレーションを行いました。
公道を四足で駆け抜けたら確かに楽しそうですが、同時に変態的なスリルが強すぎるとも思いました。
なんとなく、四足歩行から先の実績を順に解除していったら、3つ目くらいで犯罪者になっていそうです。世の中の変態系の犯罪者は、まず最初に四足歩行を済ませているのかもしれません。
あくまでもイメージなので実際のところはわかりませんが、危険を察知したのでやめておくのが吉でしょう。
以上です。
今回は危なかったです。もう少し判断が遅れていたら、夜道を四足歩行で駆け抜ける怪人が生まれていたところです。
今日の気づきを胸に刻んで、ラインを超えないように注意して生きていきます。
フォクシ…
とらやの羊羹
2023年9月11日(月)
ドゥイッ
今日はとらやの羊羹を買いました。
何でもない平日の仕事帰りに百貨店に寄って、買ってきました。
理由は、食べてみたかったからです。
実は土曜日にも百貨店に行っていて、その時も買おうとしていたのですが、いざ店に着くと値段にびびって買えませんでした。
でも家に帰ってじっくり考えてみたら、そこまで無茶苦茶な高額でもなかったなと思い直して、今日、あらためて買いに来ました。小さいのが5個セットになったやつを買いました。1500円くらいでした。何日もかけて食べると考えたら、全然大丈夫な値段です。
とらやの羊羹を買った帰り道は、非常に充実していました。
かっこいい紙袋に入れてもらったので、これみよがしに手にぶら下げて帰りました。鞄に収納することもできましたが、そうしませんでした。「俺のとらやを見てくれ」という気持ちで街を歩き、焼肉ライクにも行きました。まるでブランド物のバッグを持ち歩いているような優越感がありました。ただ、誰も見向きもしていませんでした。
帰り道でコンビニに寄って、普通の羊羹も買いました。食べ比べ用です。
スイカに塩をかけると甘みが引き立つのと同じ理論で、高級な羊羹を食べるときは安い羊羹を一緒に食べると、より高級さを引き立てる効果が期待できます。
家に帰ったら、さっそく食べてみました。
5個あるうち、一番スタンダードな「夜の梅」というのを選びました。
いつも安い羊羹は丸かじりしていますが、今日はちゃんとカットしました。とらやのためなら、包丁を洗う手間も惜しみません。
食べた!
食べました。
最初に普通の羊羹を食べて、それから「夜の梅」を食べました。
比べると、確かに違います。
「夜の梅」は、普通の羊羹と比べて甘さがゆっくり来ます。最初は「あれ?」と思うくらい甘くないです。でも噛んでいると、徐々に甘くなってきます。それでも、普通の羊羹ほどは甘くなりません。上品な甘さというのは、こういうことなんでしょうか。なかなか難しいですね。どっちが美味しいかと聞かれたら、確かに「夜の梅」を選ぶと思います。
食べ比べなかったら「羊羹だな」で終わっていた気がするので、普通の羊羹にも感謝です。舌が肥えるまでは、この手法で高級品を味わっていきたいです。
フォクシ…
土曜日の全て
2023年9月9日(土)
ドゥイッ
土曜日です。
土曜日は1週間の中で一番活発になれる曜日なので、朝から予定を入れました。
あったことを全て書いてみましょう。
朝
6時くらいに目覚めました。
今日はミリアニ先行上映の第2幕を予約しているので、遅れるわけにはいきません。早めに支度を済ませて、余裕をもって出かけました。
定期券の範囲内で済ませたいので、目的地から少し離れた駅で電車を降り、そこから歩きました。朝から出かけると、人が少なくて散歩をするのにいい感じです。
映画館に着くと、ちょうど入場が始まったタイミングでした。のんびり歩いていたせいか、思ったより余裕がありませんでした。でも、待ち時間がなくてむしろよかったです。
映画館でポップコーンを食べたことがなかったので買ってみようかと一瞬考えましたが、「今じゃないな」と思ったのでやめておきました。いつか、「ここだ!」と思った時に買ってみます。
見終わりました。めちゃ良かったです。アイドルひとりひとりが輝くたびに感慨深い気持ちになっていました。あと、第2幕になっても担当アイドルが動いていることに新鮮な感動がありました。どんどん新しい表情を見られるので、アニメは最高です。
3週間ごとに続きを見られるのも、思っていたよりちょうどいいです。劇場に足を運ぶのが日常に組み込まれていて、常に楽しい気分で過ごせます。
10月からのTV放送は、日曜の朝にやるらしいです。それも良いです。雰囲気に合っているし、正直、夜は起きていられないので助かります。
昼
映画館を出たら、そのまま歯医者へ向かいました。
歯医者は遠いです。歯医者が遠いことはあまり無いと思いますが、私の場合は遠いです。なのでいつもうんざりしながら通っています。
今日はミリアニを見た後だったので、うんざりしていませんでした。上機嫌で電車を乗り継ぎました。そして、最寄駅よりひとつ前の駅で降りました。歩くことに味をしめていたので、一駅分散歩して時間をつぶすことにしたのです。
近くに着いてもまだ時間があったので、喫茶店でカレーを食べておきました。
その後、ちゃんと歯を磨きました。カレーを食べた後そのまま歯医者に行ったら、一体どうなるのでしょうか。怒鳴られたりするのでしょうか。それとも、静かに嫌われるのでしょうか。気になるけど、試しませんでした。
歯医者の口が臭いと、不安になりますよね。私はいつも不安になっています。
それと、歯科助手と医者の仲が微妙に険悪なのも、気になっています。でも、患者は無力なのでそういうところに口は出せません。口はただ開けるのみです。
診察はすぐに終わりました。
時間をかけて来ているので、すぐに終わると複雑な気持ちになります。でも「もっとやってくれ」というのもおかしいので、会計と次回の予約を済ませたら、さっさと立ち去りました。
近くに川があったので、寄ってみました。
日記を書くために、写真をよく撮るようになりました。これはいい習慣な気がします
少しの間川辺を散策してから帰りました。
夜
帰ってきたら、スーパーで買った焼き芋を食べました。
最近、焼き芋をよく食べます。昔は嫌いだったのに、不思議なものです。
おいしい品種がどれなのかまだ分かっていないので、適当に買いました。滑らかでそこそこおいしかったです。以前もっと強烈なやつを食べた記憶があるので、それをもう一度食べたいです。
その後すぐに寝ました。故に日記を書けませんでした。
フォクシ…
腕を組んで帰る夜
2023年9月8日(金)
ドゥイッ
今日は最寄駅から自宅まで、腕を組んだ状態で歩きました。
腕を組みながら帰宅した記憶がなかったので、どうなるのか気になってやってみました。どうにもならない可能性が高いとは思いましたが、それでもやりました。
やった
地下鉄の駅を出た瞬間からスタートして、そこから寄り道もせずにマンションまで直行しました。道中、組んだ腕をほどくことは一度もありませんでした。時間にして10数分。これほど長時間腕を組みつづけ、さらに歩いたのは初めての経験です。
やり終わった感想としては、「どうってことない」という印象でした。残念ながら。
辛くなければ、楽しくもない。ただ少し危ない。それだけです。周囲の人々も無関心でした。確かに、町で見かけてもちょうど何も思わない行動な気がします。走っていたら大分ショッキングになりますが、歩きだと「へえ」くらいのものでしょう。興味をひかないから気づかないだけで、腕組み帰宅をしている人は実は結構いるのかもしれません。
最後にひとつだけ良かった点をお伝えすると、マンションに到着して鍵を開けるために腕組みを解除した瞬間は、若干の解放感がありました。
本当に若干で、体験しないまま死んでも別にいいレベルの解放感です。転ぶリスクとは釣り合わないので、私はもうやりません。
フォクシ…
二駅先まで歩いて帰る夜
2023年9月1日(金)
ドゥイッ
前回は一駅先まで歩いたので、今回は二駅先まで歩きました。
これを繰り返していって、最終的に家まで歩いて帰ります。実際のところしんどいのでやらないと思いますが、楽しそうではありますね。
とりあえず、今日は二駅です。
昨日と同じルートで一駅先まで歩き、そこからさらに足をのばしました。
辛くはありませんでした。やっぱり、知らない道を歩くのは楽しいです。
今回の駅は周辺の中では栄えている方なので、飲食店とか結構あって楽しげでした。いつも電車の窓から見ていた建物の中に入ったりして、しばらく辺りをチョロチョロしました。
その後、何となく目に留まった串カツ屋に入りました。
カウンター席に座って串カツとビールのセットを頼みました。常連しかいない感じの店で気まずかったので、さっと食べて帰ろうと思っていました。
店内は図のようになっていたので、大将が料理を全部作るのかな、と思っていたら、お通しが背後から出てきて面食らいました。
ちらっと見ると、後ろにガラス窓付きの部屋があって、そこの厨房で店員さんがお通しの用意などをしているようでした。後ろには壁しかないと思っていて、部屋の存在に気づいていませんでした。
串カツは普通に前から出てきたので、挟撃の形となります。
その時は「珍しいな」と思いましたが、実際どうなんでしょう。よくある形態なんでしょうか。あまりこういう店には行っていなかったので、判断がつきません。
ちなみに、ビールは私の左にいた店員さんが持ってきてくれたので、実際は下図のように3方向から攻められていたとも言えます。
あらためて図にして見てみると、追い詰められていたみたいですね。結構やばかったのかもしれません。
幸い出入口の方は空いていたのですんなり帰れましたが、下図のようになっていたら相当なピンチです。帰れなかったかもしれません。3方向で助かりました。
ともあれ、串カツはおいしかったです。
行動範囲が広がったので、気が向いたらまた行こうと思います。
フォクシ…
一駅先まで歩いて帰る夜
2023年8月31日(木)
ドゥイッ
フォクシ…
マンションの最上階に行った
2023年9月5日(火)
ドゥイッ
今日は、住んでいるマンションの最上階に行きました。
説明
私は今、10階建てマンションの2階に住んでいます。
もう住み始めて6,7年は経っていますが、3階以上に上がったことは一度もありません。上階に知り合いがいるとかでなければ、自分が住んでいる階以外行かないのが普通だと思います。なので2階より上の存在なんて、気にもしていなかったです。
しかし今日、ふいに気になりました。
自分がいつも寝泊まりしている真上に未知の空間が広がっている事実に、好奇心が揺さぶられました。普通に考えたらマンションなんてどの階も同じですが、見ていないので断言はできません。もしかしたらどこかの階に謎のお店があるかもしれませんし、各階にフロアボスがいるかもしれません。部屋の中は無理としても、廊下をのぞくだけで、未知の何かが見られる可能性はあります。
それを確かめないまま何年も過ごしてそのまま引っ越してしまったら、そんなもったいない話はないです。
行きましょう。今すぐに。
行った
仕事帰りに行ってきました。
スーパーで買ったカルビ重を片手にエレベーターに乗り込み、普段は押さない「10」のボタンを押しました。すると、いつもすぐに止まるエレベーターが、どこまでも上昇を続けました。
かなりドキドキしました。
事前にいろいろ想像していたので「本当に何かあったらどうしよう」という高揚感もありましたし、普通に住人に出くわしたら気まずいのでそのスリルもありました。住んでいるマンションの最上階に行くだけで、こんな気持ちを味わえるなんて思っていませんでした。これはお得です。
最上階に着きました。
10階はめっちゃ見晴らしがよかったです。
「そりゃそうだ」という話ですが、自分がいつも暮らしている街をこんなに高くから見下ろしたことがなかったので、想像以上に感動がありました。私の中では、高層ビルの展望台に匹敵する見晴らしでした。
屋上に続く階段は、柵があって入れなさそうでした。行けたら最高でしたが、これは仕方がないです。
その後、10階から下まで階段で降りました。
各階で廊下をチラ見してみたところ、どこも2階と同じでした。予想通りです。なので「つまらんな」と思いつつ、同時に安心もしました。本当に想像を絶する何かが上階に居たらこれから気持ちよく眠れなくなるので、何もなくてよかったです。
あと、10階から2階まで階段で降りるのは結構面倒くさかったので、2階の良さも再認識できました。やってよかったです。
フォクシ…