米を買った
数年ぶりに米を買いました。
今まではレンジで温めるタイプのご飯を買っていたのですが、ここ最近の状況に流されて自炊をするようになってしまったので、米もちゃんと炊くことにしたのです。どうせ料理をするなら米を炊く手間が増えても大差ないし、金銭的にもお得なので、買わない手はないと判断しました。
それで業務スーパーまで行って買ってきたのがこのお米です。
売り場には、あきたこまちやこしひかりなど様々な米が並んでいましたが、こちらに訴えかけてきたのはこの「食べてほしいんや!」だけでした。
熱意を感じました。
昔買っていた時はブランド名や値段で選んでいたので、今回も同じようにするつもりだったのですが、「食べてほしいんや!」の声を無視することはできませんでした。
熱意で米を買ったのは、これが初めてのことです。不思議と悪い気はしませんでした。
袋の右下にごちゃごちゃ書いてあるのも、全部熱意です。
ここまで言われたら、買うしかないです。
社長がもう一本渡せと言っているのですから、これ以上の熱意はありません。嘘だとは思いますが、それでも大丈夫です。熱意を伝える手段としてはこれが正解です。人を説得するのに真実なんて必要ありません。熱意だけあればいいのですから。
熱意の前ではどうでもいい話ですが、味も普通に美味しかったです。
なのでまた買いたいと思っていますが、熱意に飽きていたら別のを買うかもしれません。