溶岩詐欺
明けましておめでとうございます。
年末から続いていた冬休みもあっという間に終わりが近づいていますが、いかがお過ごしでしょうか。僕はやろうと思っていたことがほとんど何もできてなくて、今、驚いています。驚きながら日記を書いています。
驚いておいてなんですが、何もできなかった理由ははっきりしています。
それが何かというと、「スマホゲームを死ぬほどやってたから」です。これは本当に終わってる理由なんですが、事実です。受け入れるしかありません。スマホゲームを死ぬほどやってたから何もできませんでした。僕は。
言い訳をすると、無料スマホゲームって本当によくできてるんですよ。
ゲームの内容自体もそうですけど、世の中にはスマホゲームって無限にあるので、どんどん新しいのをインストールしていけば一生続けられるようになってるんです。恐ろしいことに。
しかも、無料のスマホゲームは大体広告で収益を得ているので、プレイ中に別のゲームの広告をバンバン見せられるんです。それを見てたらまた面白そうなのを発見してしまうので、インストールして、ゲームして、広告を見せられて、インストールして、というのを繰り返す構造になっています。
そういう「続けさせるシステム」が出来上がっていて、いつの間にか取り込まれているんです。みんな気付いてましたか? 僕は昨日気付きました。
今日の本題はその広告の話なんですけど、一部では、実際の内容と全然違うゲームを紹介している、詐欺まがいの広告があったりします。
当然、アプリストアでは「全然違うじゃん」という低評価レビューで溢れかえってるんですけど、とりあえずインストールさせてしまえば続ける人がいるのか、無くなる気配がありません。
その内の一つで、最近よく見かけるのが「溶岩詐欺」というジャンルです。溶岩詐欺というのは僕が勝手に名付けました。すでに名前があったら教えてほしいです。
溶岩詐欺は、下の画像のように「棒を正しい順番で抜いて溶岩を回避するパズルゲーム」風の広告ですが、詐欺なので実際にはプレイできません。*1
溶岩以外もありますが(毒ガスとか)、僕が見た限り溶岩が一番多かったです。人間は誰しも、「生き物に溶岩をかけたい」という欲求を抱えているので、それを利用したのでしょう。実際の内容と違うのは駄目ですが、溶岩に着目するのはセンスがありますね。
ちなみに、溶岩詐欺の詐欺じゃない版(溶岩詐欺がちゃんとメインになってるゲーム)は存在するのかと思って少し調べてみたのですが、見つかりませんでした。これもあったら教えてほしいです。
何故これを日記に書いたのかというと、今後溶岩詐欺を見た人が「溶岩詐欺じゃん!」と思って検索するだろうと思ったからです。
実際、僕は検索しました。それで何も出てこなくて寂しかったので、自分で書くことにしたのです。特に役立つ情報が得られなくても、「誰かが言及している」という事実があれば多少スッキリすると思うので。
溶岩詐欺のことを書いたら僕自身もスッキリしたので、年末年始にインストールしまくったゲームは全部削除します。もうやりません。溶岩詐欺を見られなくなると思うと少し寂しい気もしますが、絶対やらないほうがいいので仕方がないです。
*1:HERO WARSでは少しだけできるらしい
しいたけ年表
昨日、しいたけを調理して食べました。
画像だけでも伝わると思うんですが、めっちゃ美味しかったです。
しいたけが美味しいということ自体は知っていましたが、業務スーパーで買った6個138円のしいたけを自宅でただ焼いただけのやつがこんなに美味しいとは思っていませんでした。噛むと旨い汁がいっぱい出てくるんですけど、これが多分「旨味」というやつなんじゃないかと思います。
会社の休み時間に「焼しいたけ レシピ」で検索して良い画像をいっぱい見ていたので期待感はかなり高まっていたのですが、それを超えてくるくらいの美味しさで、ちょっと感動しました。
自炊する人の気持ちも少しだけ分かりました。みんなこういうのを食べてるんですね。
というわけで、僕のしいたけ年表を作ったので見てください。
この数日で一気に情報が増えましたが、これを見ると、今はまだまだ序章に過ぎないということが分かると思います。
ここから僕としいたけがどう発展していくのか。未来への期待は高まるばかりです。
初めてきのこを買った日
今日、近所のスーパーでしいたけを買いました。
別にしいたけを買うのが目的だったわけではなくて、欲しかったのはコーラとカロリーメイトだったのですが、入店してすぐのところに置いてあったのが目に付いて、不意に「食べたいな」と思ったので買ってしまいました。
そのあとコーラと、カロリーメイトはなかったので団子を買って、レジで会計をしている時にふと気づきました。
しいたけを買ったの、生まれて初めてだと。
これまで僕は、しいたけを買わずに生きてきました。
もっと言うと、えのきもエリンギも舞茸も買ったことがありません。全てのきのこを無視し続けてきました。
もちろん食べたことは普通にありますし、味が嫌いなわけでもないのですが、基本的に自炊をしないのできのこはスルー対象でした。たまに肉とか野菜を買って食べることはあっても、きのこまでは手が届きませんでした。
自炊をしない人間にとって、きのこは一つのハードルです。調理しないと食べられないし、肉や野菜と比べて必須な感じがあまりしないので、優先順位は自然と低くなります。大好物でもなければ、中々買おうという気持ちにはなりません。
だから、自分のお金できのこを買ったのは、今日が完全に初めてだったのです。
「だから何だ」という話ですし、僕自身も今は「だから何だ」と思っているのですが、しいたけを持って帰る道中はかなり気分が高揚していました。これは絶対日記に書いて記録に残しておかなければと、強く思いました。
きっと、この世の大半の人は忘れていると思います。初めてきのこを買った日のことを。だからこそ、僕だけは刻んでおこうという使命感もあったんだと思います。
色々書いておきながらまだ食べていないのですが(コンビニですき焼き丼を買ってしまったので)、近いうちに調理するつもりですので、食べて感動したらまた書きます。「普通だな」と思ったら何も書きません。
知恵の輪
知恵の輪を買いました。
友達の付き合いでカードショップに行った時、なんか売ってたので買いました。いろんな種類があったので、形が一番綺麗なやつを選びました。
知恵の輪は小学生のころに家にあったのを触ったことがある程度で、自分で買ったのはこれが初めてのことです。
一応、買う前に店内のお試しコーナーでしばらく触ってみたのですが、どうやったら解けるのか全く分かりませんでした。難易度は4(最大は6)なので、まあまあ難しいくらいのレベルです。
解けたらさぞかし気持ちが良いのでしょう。
解けました。
2日くらい触っていたら怪しいところを見つけて、そこを重点的に探ってみたところ、いとも簡単にバラバラになりました。
2日が早いのか遅いのかも分かりませんが、感覚としてはあっけなかったです。分解してから組み直すのもそれほど手こずることなく、仕組みを完全に理解しました。
それで本題なんですけど、仕組みを完全に理解した後の知恵の輪ってどうしたらいいんでしょうか。
買った時は「綺麗な形だから解けた後もオブジェとして部屋に飾っておこう」とか考えていたんですけど、いざ解けてみたら魅力がゼロになったので驚きました。何しろ、全部分かっているので。
これが人間だったら、全部理解したと思っていても暮らしていくうちに新たな一面が見つかったりするものですが、知恵の輪にそれを求めるのは酷というものでしょう。解けた瞬間がピークで、それ以上は何もありません。魅力度で言ったら、母親からもらった賞味期限切れのインスタントみそ汁にも負けているかもしれません。(食べられるか分からなくてミステリアスなので)
しかも、2日間べたべた触っていたせいで色も汚くなってるし、触ると金属の臭いが手について嫌だしで、良さを見つけてあげるのが難しい状況です。
今、試しにもう一回解いてみましたが、当然何の苦労もなくバラバラにできました。虚しさしかありません。もはや何も難しくないので、「解けたんだが?」と誇ることもできません。
でも捨てるのはもったいない気がするので、何とかできないかと考えています。
「解けたら終わりで、それ以上は何もない」と書きましたが、それは間違いで、何かしらの隠れた魅力があるのかもしれません。何しろ、パズル自体は凄くよくできていますし、金属製で程よい重さもありますし、手触りも悪くないです。まだいけそうな気がします。
とりあえず、みそ汁も捨てずに置いておいて、どっちを先に捨てることになるのか勝負させてみようと思います。
先に「伸びしろがないな」と判断した方を処分します。場合によってはみそ汁を飲むかもしれないので、その場合はみそ汁の勝ち。でも腹を壊した場合は知恵の輪の勝ちとします。
それでいきましょう。
ダガーを振り回したい
最近、ダガーを振り回したいんですよね。
何で振り回したいのかというと、ダガーが好きだからです。
殺したい人がいるとか、強くなりたいとか、そういうのではなく「好きだから」という純粋な気持ちで振り回したいと思っています。
だから買おうかなと思って調べたりもしたんですけど、一つ問題があって、切るものがないんですね。
ダガーで切るものと言えばもちろん敵なわけですが、そんなの、平和に暮らしていると中々いないものです。いたとしても切っていいわけではないですし、今の日本ではダガーって使いどころがないんです。
倒す敵もいない状態で振るダガーほど空しいものもないわけで、自室で空を切り裂く自分の姿を想像したら、冷静になってしまいました。結局買わずじまいです。
でもダガーを振り回したい気持ちはあるので、それを発散するためにダークソウル3を買いました。ダガーを振り回せる良いゲームがないかな、と思って調べた結果です。
ダークソウルは1も2もやったことがないので、「難しい」ということくらいしか知らずに買ったのですが、確かに難しかったです。敵がガードしてくるので、ダガーを振り回しても簡単には当たりません。
加えてダガーはリーチが短くて攻撃力も低いので、正直に言って使い辛いです。ネットで調べたら「ダガーは上級者向け」と優しい表現で書かれていました。ダガーはどんなゲームでも不遇の扱いを受けがちなので予想はしていたのですが、それでも、普通の剣に持ち替えた時に感じる明らかな性能差には悲しくなりました。
なので今は普通に剣を振って戦っているのですが、それは良くないと思っています。
確かに剣は強いですが、僕にとってのダークソウル3は「ダガーを振り回したくて買ったゲーム」です。それなのにダガーをしまって剣を振ってしまっては、本末転倒と言えるでしょう。
今、僕のダガー愛が試されています。
この日記を書くまでは「もう剣でいいわ」と思っていましたが、段々気持ちがダガーに寄ってきました。もう一回ダガーに挑戦してみます。何となくですが、いけそうな気がしてきました!
初心に帰って、ダガーを振り回してきます!
地獄の三銃士
また入院しています。
いつもの通り大丈夫なやつなので今回も大丈夫なんですけど、ただ、少し不安に思っていることがあります。
入院というのは、個室でもとらない限り他人との共同生活を強いられるもので、普段と比べるとプライバシーもだいぶ失われます。そういう環境では、いつも過ごしているマンションでは有り得ないような事態に遭遇することもしばしばで、人間としての真価が問われているなと感じるわけですが、これまでの幾度かの入院経験を経て、僕の中でひとつの疑惑が生じていることに気づきました。
それは、「僕の真価はもしかしたら激安なのかもしれない」という疑惑です。真価が問われるたびに、安値を更新している気がしてならないのです。
要するに、入院のたびに性格が悪くなっている気がして、それが不安だという話です。
もっと要すると、同室の入院患者にムカついているという話でもあります。
入院し始めましたのは先週のことです。
初日は手続きくらいしかすることがないので気楽に過ごしていたのですが、なんとその日の内に、同室の患者三名のことを全員嫌いになりました。
理由はすべて音にまつわるもので、彼らはおなら、話し声、いびきという、それぞれ特化した騒音技能を備えていました。
なのでその日の夜、いびきが本領を発揮し始めたころに、僕は彼らのことを「地獄の三銃士」と呼ぶことにしました。
一度ムカつき出すと、その感情は坂道を転げるように勢いづいていくもので、数日後には三銃士の一角がシェーバーでひげを剃る音にもムカついてしまいました。
僕もひげは剃るのでそれ自体は別に構わないのですが、一回長めに「ヴイーン」って鳴らして、「やってるな」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、「またかい」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、「粘るなあ」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、というのをやられたので、「一回目のヴイーンで終わらせんかい!!」と思ってしまったのです。
口には出していないです。カーテン越しに隣のベッドから「一回目のヴイーンで終わらせんかい!!」と聞こえてきたらめっちゃヤバいのでそこは考慮して黙っていたのですが、心の声は止められませんでした。
ひげ剃りひとつとっても「ムカつく剃り方」というのが存在するんだと知れたのは学びでした。
そんな細かいことにムカついても仕方がないし、今は別にムカついてもいないのですが、ムカつきというのは急にやってくるものですし、その鮮烈な感情に心動かされたのも事実なので、こうして記録しておこうと思った次第です。こうして自分の感情を整理しておけば、備えができて、今後はムカつかずに済むかもしれません。
ちなみに、入院二日目の朝に目を覚ますとMAXの音量でアラームが鳴りまくっていて、誰だよと思ったら僕の携帯だった。ということもありました。
なので地獄の三銃士は実は地獄の四天王だったのですが、まあ、それはいいでしょう。
間違いは誰にでもあるので、許していきたいところです。
ゲンブロック宣言
最近は忙しいというか、「忙しくしないといけない状況」なので、忙しくするための対策をとっています。
具体的に言うと、ウェブサイトブロッカーというのを導入しました。
これはchromeの拡張機能で、「指定の時間に指定のサイトを見られなくする」というものです。TwitterとかYouTubeとか、そういうつい見てしまう系のサイトをブロックすることで、やるしかない状況に追い込むわけです。これまでの経験上、僕が頑張っていないときは大体TwitterとかYoutubeを見ているので、それらをブロックするのはかなり有効な手段と言えます。
しかし、ウェブサイトブロッカーの導入も空しく、実はまだそんなに頑張れていません。
それは何故かというと、解体屋ゲンを58巻まで買ってしまったからです。
kindleで一冊5円セールをやってたので、買わないわけにはいかなかったのです。そして、読んでみたらやたら面白かったので、どうにもならないわけです。
結構読み進めたのですが、それでもまだ30巻くらい残っているので、いよいよゲンもブロックしないといけないなと思い始めています。ゲンのブロックはウェブサイトブロッカーではできないことなので、ここは自分の意志で何とかしてみるつもりです。この日記は、そのための覚悟の日記です。しばらくゲンは控えます。
ちなみに、ゲンの5円セールはもう終わってしまいましたが、今は30巻まで0円で買えるみたいなので興味のある方は読んでみてください。爆破解体をテーマにした漫画なのですが、すごく良い話と無茶苦茶な話が両方楽しめるのでオススメです。