カオハキ

日記

ダガーを振り回したい

最近、ダガーを振り回したいんですよね。

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ダガー

 

何で振り回したいのかというと、ダガーが好きだからです。

殺したい人がいるとか、強くなりたいとか、そういうのではなく「好きだから」という純粋な気持ちで振り回したいと思っています。

 

だから買おうかなと思って調べたりもしたんですけど、一つ問題があって、切るものがないんですね。

ダガーで切るものと言えばもちろん敵なわけですが、そんなの、平和に暮らしていると中々いないものです。いたとしても切っていいわけではないですし、今の日本ではダガーって使いどころがないんです。

倒す敵もいない状態で振るダガーほど空しいものもないわけで、自室で空を切り裂く自分の姿を想像したら、冷静になってしまいました。結局買わずじまいです。

 

でもダガーを振り回したい気持ちはあるので、それを発散するためにダークソウル3を買いました。ダガーを振り回せる良いゲームがないかな、と思って調べた結果です。

ダークソウルは1も2もやったことがないので、「難しい」ということくらいしか知らずに買ったのですが、確かに難しかったです。敵がガードしてくるので、ダガーを振り回しても簡単には当たりません。

加えてダガーはリーチが短くて攻撃力も低いので、正直に言って使い辛いです。ネットで調べたら「ダガーは上級者向け」と優しい表現で書かれていました。ダガーはどんなゲームでも不遇の扱いを受けがちなので予想はしていたのですが、それでも、普通の剣に持ち替えた時に感じる明らかな性能差には悲しくなりました。

 

なので今は普通に剣を振って戦っているのですが、それは良くないと思っています。

確かに剣は強いですが、僕にとってのダークソウル3は「ダガーを振り回したくて買ったゲーム」です。それなのにダガーをしまって剣を振ってしまっては、本末転倒と言えるでしょう。

 

今、僕のダガー愛が試されています。

この日記を書くまでは「もう剣でいいわ」と思っていましたが、段々気持ちがダガーに寄ってきました。もう一回ダガーに挑戦してみます。何となくですが、いけそうな気がしてきました!

初心に帰って、ダガーを振り回してきます!

地獄の三銃士

また入院しています。

 

いつもの通り大丈夫なやつなので今回も大丈夫なんですけど、ただ、少し不安に思っていることがあります。

入院というのは、個室でもとらない限り他人との共同生活を強いられるもので、普段と比べるとプライバシーもだいぶ失われます。そういう環境では、いつも過ごしているマンションでは有り得ないような事態に遭遇することもしばしばで、人間としての真価が問われているなと感じるわけですが、これまでの幾度かの入院経験を経て、僕の中でひとつの疑惑が生じていることに気づきました。

それは、「僕の真価はもしかしたら激安なのかもしれない」という疑惑です。真価が問われるたびに、安値を更新している気がしてならないのです。

 

要するに、入院のたびに性格が悪くなっている気がして、それが不安だという話です。

もっと要すると、同室の入院患者にムカついているという話でもあります。

 

 

入院し始めましたのは先週のことです。

初日は手続きくらいしかすることがないので気楽に過ごしていたのですが、なんとその日の内に、同室の患者三名のことを全員嫌いになりました。

理由はすべて音にまつわるもので、彼らはおなら、話し声、いびきという、それぞれ特化した騒音技能を備えていました。

なのでその日の夜、いびきが本領を発揮し始めたころに、僕は彼らのことを「地獄の三銃士」と呼ぶことにしました。

 

一度ムカつき出すと、その感情は坂道を転げるように勢いづいていくもので、数日後には三銃士の一角がシェーバーでひげを剃る音にもムカついてしまいました。

僕もひげは剃るのでそれ自体は別に構わないのですが、一回長めに「ヴイーン」って鳴らして、「やってるな」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、「またかい」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、「粘るなあ」と思ってたら音が止まって「終わったな」と思ったら、数分後にまた「ヴイーン」て鳴り始めて、というのをやられたので、「一回目のヴイーンで終わらせんかい!!」と思ってしまったのです。

口には出していないです。カーテン越しに隣のベッドから「一回目のヴイーンで終わらせんかい!!」と聞こえてきたらめっちゃヤバいのでそこは考慮して黙っていたのですが、心の声は止められませんでした。

ひげ剃りひとつとっても「ムカつく剃り方」というのが存在するんだと知れたのは学びでした。

 

そんな細かいことにムカついても仕方がないし、今は別にムカついてもいないのですが、ムカつきというのは急にやってくるものですし、その鮮烈な感情に心動かされたのも事実なので、こうして記録しておこうと思った次第です。こうして自分の感情を整理しておけば、備えができて、今後はムカつかずに済むかもしれません。

 

ちなみに、入院二日目の朝に目を覚ますとMAXの音量でアラームが鳴りまくっていて、誰だよと思ったら僕の携帯だった。ということもありました。

なので地獄の三銃士は実は地獄の四天王だったのですが、まあ、それはいいでしょう。

間違いは誰にでもあるので、許していきたいところです。

ゲンブロック宣言

最近は忙しいというか、「忙しくしないといけない状況」なので、忙しくするための対策をとっています。

 

具体的に言うと、ウェブサイトブロッカーというのを導入しました。

これはchrome拡張機能で、「指定の時間に指定のサイトを見られなくする」というものです。TwitterとかYouTubeとか、そういうつい見てしまう系のサイトをブロックすることで、やるしかない状況に追い込むわけです。これまでの経験上、僕が頑張っていないときは大体TwitterとかYoutubeを見ているので、それらをブロックするのはかなり有効な手段と言えます。

 

しかし、ウェブサイトブロッカーの導入も空しく、実はまだそんなに頑張れていません。

それは何故かというと、解体屋ゲンを58巻まで買ってしまったからです。

kindleで一冊5円セールをやってたので、買わないわけにはいかなかったのです。そして、読んでみたらやたら面白かったので、どうにもならないわけです。

結構読み進めたのですが、それでもまだ30巻くらい残っているので、いよいよゲンもブロックしないといけないなと思い始めています。ゲンのブロックはウェブサイトブロッカーではできないことなので、ここは自分の意志で何とかしてみるつもりです。この日記は、そのための覚悟の日記です。しばらくゲンは控えます。

 

ちなみに、ゲンの5円セールはもう終わってしまいましたが、今は30巻まで0円で買えるみたいなので興味のある方は読んでみてください。爆破解体をテーマにした漫画なのですが、すごく良い話と無茶苦茶な話が両方楽しめるのでオススメです。

解体屋ゲン 1巻

解体屋ゲン 1巻

 

 

温泉卵は美味しい

温泉卵が美味しいということを最近知りました。

今まで食べたことがなかったわけではないのですが、意識をあまり割いていなかったので普通の卵と同じものとして扱っていました。なので、「食べた」という事実は残っていますが味に関する記憶はありませんでした。

丸亀製麺釜玉うどんを頼むと温泉卵と生卵で選べるのですが、その時も僕はずっと生卵でいってました。生卵の方が手間がかからないので店員にウザがられないだろうという考えもありましたが、結局「どっちでも同じだろ」という気持ちが強かったんだと思います。店員側もちょっと生卵に誘導してる感じがあったので、とりあえずでそのレールに乗り続けてきました。

 

そんな中、先週コンビニで温泉卵のパックのやつを買ってみて、ようやく正面から温泉卵と向き合う機会を得ました。買った理由は特になくて、「眼が合ったから」としか言いようがないです。

で、食べてみたら「めっちゃうまいじゃん!」となったわけです。生卵とも半熟卵とも異なる固まり具合でしっかり差別化できていて、わざわざ温泉卵を欲しがる人の気持ちがようやくわかりました。

 

アボカドの時も思いましたが、僕は食材と一対一で向き合わないと良さに気付けないタイプのようなので、これからも何となくで流している食材と向き合う機会を設けていきたいです。

STAND UP

 立ちました!

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すみません。

1年3か月前に書いたこちらの記事の続きを、今書きました。

それは何故かと言うと、1年3か月前に買ったフィギュア固定ジェルを今日初めて使ったからです。

 

ジェルを買ってから1年3か月。フィギュアを買ってからだと3年近く経過して、満を持して本日が初立ちとなります。フィギュアを固定するだけの作業でも、ここまで寝かせると感慨深いものがありますね。

人間の赤ちゃんが自立できるようになるのは生後8か月らしいです。対してこっちは3年寝かせてますので、理論上、この感動は赤ちゃんの初立ちを凌駕しているということになります。

寝かせることで逃したものもたくさんあったとは思いますが、今ここにある感動は、3年越しにフィギュアを立たせた自分にしか味わえないものだと思うので、個人的には納得しています。

 

 

 フィギュアを立たせると、そこで初めて気づくこともあります。

ずっと膝立ちか寝かせているかの2択だったので忘れていましたが、このフィギュアはかなり大きいです。飾ってみると非常に存在感があって、部屋の印象も変えてしまうほどです。

 

大きさの感じが分かるように、オベサと並べてみましょう。

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フィギュアとオベサ

 

伝わったでしょうか。

 

にんじんコーラ

にんじんコーラです。

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にんじんコーラ

 

最近、ジューサーを使い初めました。*1

牛乳とバナナを混ぜたやつが美味しいということを知っていたので、最初は毎日それを作って飲んでいました。

でも、同じものばかり飲んでいると飽きてきて、徐々に”開拓”したい気持ちが強まってきました。普段は野菜が不足しがちなので、野菜の入った美味しいジュースを作れたらそれがベストだと考えました。

 

そして生まれたのがにんじんコーラです。

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にんじんコーラ

 

材料はにんじんとコカコーラゼロと氷。それをジューサーで混ぜるだけで出来上がるのでお手軽です。

はっきり言って特別美味しいものではないのですが、想像していたよりも大分飲めたので、気に入ってしまいました。

どこが良いかというと、コーラがにんじんに勝っているところです。にんじん味があまりしないので、コーラを飲むのと大体同じ感じでにんじんを摂取できます。にんじんが好きな人は、もう少しにんじん感くれよと思うかもしれません。僕はにんじんよりコーラが好きなので、コーラの勝利はありがたかったです。

それと、ジューサーで砕いたにんじんの食感を楽しめるのも良いです。果肉入りジュースみたいな魅力がコーラなのに生まれています。炭酸はさすがに結構抜けますが、完全には無くなっていないので僕としては問題なしなレベルです。

 

にんじんコーラはなかなかの優等生だったのでリピ決定なわけですが、もちろんそれ以外にもいろいろ試していて、中には劣等生も存在しました。

 

これはピーマンコーラです。

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ピーマンコーラ

 

めちゃくちゃ泡立ちます。

ピーマンとコーラを混ぜると泡立つということを、多くの人は知らずに育ってきたと思います。僕も知りませんでした。この泡はクリーミーですが、ピーマンの青臭さが混ざっているので味は最悪です。

また、画像では分かり辛いですが、ピーマンとコーラは全然混ざり合いません。ピーマンが浮いてきてしまうので、ピーマンコーラは「泡の層」と「ピーマンの層」と「気の抜けたコーラの層」の3層に分かれて構成されます。

全部青臭いので味は最悪ですが、「泡の層」と「ピーマンの層」は食感を楽しめるのでまだ許せます。一番良くないのは底に沈殿している「気の抜けたコーラの層」で、褒めるところが一つもありません。完全に炭酸を奪われ青臭さをプラスされたコーラは、無力を通り越して害悪でした。飲めなくはないので飲みましたが、もう作ることはないでしょう。

 

 

最後にもう一つ紹介しておきます。

トマトコーラです

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トマトコーラ

 

トマトコーラは、「ありっちゃあり」くらいの味でした。

トマトとコーラが混ざり合っていますが、高め合ってはいません。「混ざっているな」という感じです。ピーマンコーラほどではありませんが、それなりに泡立つのでコーラの炭酸はほぼ無しです。そこが結構マイナスポイントかもしれません。

でも、トマトの存在感がある分、人によってはレッドアイみたいな楽しみ方ができるのかもしれません。それならトマトジュースとコーラを混ぜればいい話ですが、こっちはこっちの良さがある気もします。

 

以上です。

にんじんコーラに飽きてきたら、また何か作るかもしれませんし、ジューサー自体に飽きてただのコーラを飲む生活に戻るかもしれません。めちゃくちゃ良いのができたら、またお知らせします。

*1:買ってから1年以上放置していた

研鑽の日々

また足音の話をします。すみません。

 

 

前回は、後輩社員の足音が小さすぎるから、それを直させるために「人の振り見て我が振り直せ」の精神で僕も足音を立てずに歩いて彼の周りをうろちょろする、という作戦を立てました。

 

それでしばらく無音歩きを究めようと研鑽を積んでいたのですが、やはり今の段階では付け焼刃に過ぎず、次元が違うなと思い知らされる日々です。

なんでそんなに音が鳴らないのかと不思議に思って観察しているのですが、正直に言ってまだ何も掴めていません。社内にある椅子は割と年季が入っているので、立ち上がる時なんかは普通ガタついたり軋んだりの音が鳴るものですが、それも無いので、一体何を操っているのか本当に疑問でなりません。

なので僕は自己流で音を消して歩くわけですが、どうにも差が縮まる気がしません。

 

それに加えて、彼はディフェンスも非常に優秀なので、そういう面でも苦労しています。

住んでいる世界が違うのかと思うほど物音に敏感で、僕が渾身の隠密歩きを披露しても、3mほどまで近づいたら絶対に振り返ってきます。近くで無駄に回転数の多いファンを回して妨害しているのですが、それでも振り返ります。音ではなく気配を察知しているのかもしれません。

僕の方はディフェンスもガバガバなので、今日も休憩中にスマートフォンを触っていたら忍び寄られてしまいました。油断して「薫風*1 マッサージ」で検索している姿を見られたかもしれず、悔しいです。

 

僕の作戦が効いている可能性もゼロではないので、しばらくは今のまま続けますが、いよいよ効果が感じられなくなってきたら、当初予定していた通り僕の頭がおかしかったという結論で終わりにしようと思っています。

*1:火ノ丸相撲に登場する力士。マッサージが得意。