カオハキ

日記

「ガリガリ書く」という表現

最近、ネット上で「ガリガリ書く」という表現をみかけて、なにか、心に引っ掛かりを覚えました。「引っ掛かり」というのは遠回しな表現ですのでストレートに書くと、ちょっとムカつきました。でも、ムカついたと言っても本当にちょっとだけで、全然キレるとかのレベルではなく、逆に気持ちいいくらいのムカつき加減です。

 

 で、少し考えてみた結果、どうやら僕は、「ガリガリ書く」という表現から意識の高さを感じ取ってムカついていたようです。僕の意識を高さを感じ取るセンサーは高性能なので、ちょっとした発言からも敏感にキャッチできます。

普通の「書く」ならもちろん何にもありませんが、そこに「ガリガリ」が付くことによって、頑張ってる感や泥臭さなどがプラスされているような気がします。紙とペンで書く場合よりも、PCで文章やプログラムを打ち込むときに使われていると、より強いムカつきが感じられます。「ガシガシ」でも同じ効果が得られそうです。

 

ガリガリ書いている人は、「泥臭さ出すぞ!」と意識してそういう表現を使ってるわけではないと思うのですが、僕のセンサーがいかれてなければ泥臭さは出てます。それも、そこそこ出てます。自分の頑張りをそれとなくアピールしている感じが滲み出てしまっています。

 もちろん、泥臭さが出てても何も悪いことではなく、実際に頑張っているならむしろ良いことで、表現ひとつに引っ掛かってブログにねちねち書くような奴のほうが人間として終わっているのですが、僕は引っ掛かってしまった事実を誰かに伝えたいし、ここはそういうことも自由に書いていい場所なので、書くことにしました。ごめんなさい。