カオハキ

日記

カラオケ

明日は休みで気楽なので、久しぶりにカラオケに行ってきました。

 

一人で行ったので、受付では人差し指を1本立ててから会員証を提出します。それから、機種の説明などを焦り気味に聞き流し、マイクを受け取り、部屋へ向かいます。後からやって来た家族の子供達がはしゃいでいましたが、見向きもせず真っ直ぐ歩きます。

 

部屋に入ると、手早く注文を済ませ、選曲しているふりをしながら飲み物の到着を待ちます。待たないと、歌っている途中に突入されて気まずい思いをするのです。

飲み物が届いたら、いよいよ歌い始めます。僕はいつもthe pillowsの曲だけを歌うのですが、今日はチャレンジ精神を発揮して、別の曲も歌うことにしました。以前のレンタルで何も借りずに帰ったように見せかけて実は借りていたJUDY AND MARYの曲を選び、機器に送信します。しかし、曲が始まってから、サビ以外ほとんど覚えていないことに気付きました。出だしの部分から既に記憶に無くて、「クラッカーとチーズとワイン?え?」という状態で歌い出し、サビを待たずに演奏を中止しました。褒めるところが何一つ無い酷さで、それに応えるように、採点機能は記録的な低得点(33点)を叩き出しました。僕は思わず、取り繕うような笑みを浮かべます。どうやら、修行が足りていなかったようです。

その後は、自らを慰めるように、歌い慣れた曲だけを選び続けました。歌い慣れていても決して上手くはないのが悲しいですが、多少気が晴れました。

 

終了時間になると、レジに他の客がいない事を祈りながら部屋を出て、サッと会計を済ませ、飴を貰って帰りました。以前は1個しか貰えなかったのですが、今回は鷲掴みで渡され、数えたら5個ありました。理由はよくわかりませんが、ラッキーでした。