カオハキ

日記

アボカドを食べた

アボカドを買いました。

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アボカド

アボカドを買ったのには、わけがあります。

 

僕は、アボカドが何なのか、よくわからないまま今日まで生きてきました。

食べる機会は何度もありました。ハンバーガーに挟まっていたり、サラダに入っていたり、様々な場面で、僕はアボカド入りの料理を頼んできました。

つい先日、パンケーキを初めて食べたという日記を書きましたが、実はそのあと、クレープも食べていました。頼んだクレープは、ハムとマヨネーズとアボカドが入ったやつでした。僕は自らの意志で、数あるクレープの中からアボカド入りのやつを注文したのです。理由は「なんかうまそうだから」です。アボカドには、「なんかうまそうだ」と思わせる力があります。僕はその力に引き寄せられるように、アボカド入りクレープを頼みました。

でも、食べてみた感想は、「よくわからんな」というものでした。ハムとマヨネーズが美味しいとは思いましたが、アボカドに関しては、「よくわからんな」としか感じられませんでした。何しろ味が無いし、匂いもないし、食感もあるのかないのかよく分からない感じだからです。

ずっとそうでした。アボカド料理を見かけるたびに注文しては、「よくわからんな」と首をかしげて去っていく。僕はそんなわけのわからない客でした。僕とアボカドの距離は、初めて会った時からひとつも縮まっていません。何度も理解しようとして、でもできなくて、「なんかうまそうだ」というオーラだけは何故かずっと漂っている。それが僕にとってのアボカドでした。みんなおいしいって言ってるけど、本当にわかってる? うまそうなオーラに騙されてない? そんな疑問を抱き続けてきました。

アボカドが「森のバター」と呼ばれて栄養価の高さを注目されているというのも気になっていました。みんなが栄養に踊らされてるんじゃないかと、そう疑っていました。もしアボカドがきゅうり並みの栄養価だったとして、今の地位を築けたのかと、問いかけたい思いでした。きゅうりはその点すごいです。栄養がないと蔑まれながらも(実際はそうでもないらしいですが)、あらゆる料理で登場して、みんなに愛され続けています。アイドルマスターの10thライブでは、きゅうりの一本漬けがキャスト陣に非常に好評だったと聞きます。猛暑の西武ドームでは、美味しく水分・塩分補給できる手段としてきゅうりが重宝したそうです。栄養という武器を奪われたアボカドに、果たして同じ芸当ができるでしょうか。アボカドの一本漬け、できるもんならやってみろ! 僕はキレていました。

 

でも、キレたところでアボカドは揺るぎません。僕が空しくなるだけです。

なので、そんな生活に終わりを告げるため、僕はアボカドを買いました。

何かの付け合わせじゃない、本来の、むき出しのアボカドに触れれば、ずっとわからなかった何かがわかるかもしれない。そう考えたのです。アボカド専門店に行くことも考えましたが、調べたら結構遠かったので、自分で料理することにしました。

アボカドの食べ方として、刺身が有名だと聞きました。スライスしたアボカドにわさびと醤油をつけて食べるというシンプルなものです。これはごまかしの利かない調理方法なので、アボカドも逃げられません。ずっと名脇役を気取っていたアボカドを、主役の舞台に引きずり出してみせる、そういう意気込みで調理を始めました。

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二つにカットされたアボカド

事前に動画をみて勉強したので、アボカドの切り方はばっちりです。すぐに調理は終わり、実食に移りました。

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アボカドの刺身

結論を言うと、めっちゃ美味しかったです。

一口目を食べた瞬間から、「なるほどね!」と思いました。全部わかりました。こんなにすぐにわかると思っていなかったので、完全にやられました。醤油の味とわさびの刺激をアボカドがクリーミーに仕上げていて、抜群の相性の良さを感じました。「アボカドに醤油とわさびをつけるとトロの味がする」と聞いたことがあって、「馬鹿か」と思っていましたが、確かにそんな味がしました。馬鹿は僕の方でした。

これがアボカド。僕は「よくわからんな」と思っていましたが、実は気付いていなかっただけで、アボカドはずっと美味しかったのかもしれません。

今回の経験でアボカドの良さを理解できたので、これからは真正面からアボカド料理を楽しめるはずです。買ってよかったです。

はじめてのパンケーキ

先日、生まれて初めてパンケーキを食べました。

 

パンケーキは軟弱な食べ物なので、硬派な僕は今まで口にしていなかったのですが、最近、自分の中の硬派な一面が姿を消していることに気付いたので、「じゃあ食えるじゃん」ということで食べるタイミングをうかがっていたのです。

タイミングというのは急に来るもので、不意に「今日はパンケーキ!」と自分の中の何かが叫びをあげて、近くにあった喫茶店に吸い込まれていきました。それが先日のお昼のことです。

 

店に入ったら、とりあえず最初だからと、一番スタンダードなやつを頼みました。パンケーキにバニラアイスとクリームが載っていて、さらにメープルシロップをかけて食べるやつです。

コーヒーも一緒に頼んで、うきうき気分で到着を待ちます。何しろ、こっちはパンケーキブームがきてからの数年間、「うまそうだな」と思いながらもずっと店に行かずに我慢してきたのです。何のための我慢なのかと聞かれたら、何のための我慢でもないと答えるしかないのですが、それでも我慢してきたという事実はあるのです。隣の席では、初対面と思わしき男女がぎこちない会話を繰り広げており、ドキドキ感にも拍車がかかります。

 

間もなく運ばれてきたパンケーキ。熱々の鉄板みたいなのに乗せられてやってきました。本格派っぽい雰囲気を感じます。早速メープルシロップをかけて、ナイフとフォークでいただきました。

一口目を食べて、僕はすぐに思いました。「これはホットケーキだ」と。

確かに見た目はホットケーキに激似だと常々思っていましたが、まさか味まで全くおんなじだとは思っておらず、ビックリしてしまいました。

僕は、ホットケーキなら何度も食べたことがあります。それだけにガッカリしました。「あんなにチヤホヤされていたパンケーキの正体がこれかよ」という思いでした。確かに美味しいけど、世間のもてはやし具合を考えたらもっと美味しいはずだったので、ギャップを感じてしまいました。

しかも、パンケーキはめっちゃくちゃ甘かったです。ホットケーキにバニラアイスとクリームが載っていてさらにメープルシロップをかけるのだから甘いのは当然ですが、僕は想像力がないので、そこにもビックリしました。一緒に頼んだコーヒーがブラックだったので、そこに救われた形になりました。あと、隣の男女がなんか四十九日の話をし始めたので、それもパンケーキの甘みを和らげてくれた気がします。

ビックリしたので悪く書いてしまいましたが、僕が家で焼いたホットケーキと同じ味がして美味しかったので、元気に完食しました。でも、世間でもてはやされているパンケーキはもっと美味しいはずなので、その幻想を捨てずに今度は名店に行ってみたいと思います。

 

光と闇

今日は近所のイオンまで、照明を買いに行きました。

 

今の部屋に引っ越してもう丸3年経ちますが、ずっと寝室には照明を設置してきませんでした。「寝るだけだからいらないだろう」と思っていたからです。照明って思ったより高いし、一つくらい暗い部屋があったほうがメリハリがついて良いかもしれない、と自分に言い聞かせた記憶があります。

なので、夜は隣の部屋から漏れる光を駆使して何とか生活していたのですが、最近、「やっぱり暗いと不便だな」と4年目にしてついに不満を感じ始めたので、意を決して照明を買うことにしました。部屋が暗いと靴下の色を見分けることができず、灰色と紺色の2色を履いて出かけることもあったので、少し遅くなりましたが、今回は正しい判断が出来たと思います。

 

で、さっき買ってきて設置し終えました。

やっぱり明るさは大事だったらしく、部屋の印象が大きく変わりました。隅々までよく見えて、まるで違う部屋になったような気分です。微妙な色の違いもばっちり見分けられます。

明るくてサイコーって感じなのですが、一つだけ問題があって、今まで誤魔化せていた部屋の散らかり具合が、光によって暴かれてしまいました。暗いとちょっとくらい散らかってても有りな感じが出ていたのですが、それが全部無しになったので、休みの間に掃除しておこうと思います。

何もしたくないときにするゲーム

何もしたくないとき、というのがあります。

明確な理由はないけど、意味のあることを一切したくなくなる時間のことで、僕の場合は割と頻繁にあります。

不意に何もしたくないときがやってきたら、僕は「何もしたくないとき用」のスマホゲームで遊んでいます。「何もしたくないなら何もするなよ」と思うかもしれませんが、意外とそれは退屈なので、無心で遊べるゲームをプレイするのがちょうどいいのです。

今日はそういうゲームのおすすめを紹介します。OSはAndroidです。

 

水とか火とかの物質のドットを好きに配置して反応させることができる物理シミュレーションです。物質が50種類くらいあるので、色んな組み合わせを試すだけでも無限に遊ぶことができます。更に、出来上がった作品を公開する機能がついているので、すごい人が作った作品を見て楽しむこともできます。

頭の良い使い方をすれば計算機とかゲームとかも作れるのですが、僕は、大量に増殖させた植物に火をつけて燃え上がるのを見るのにハマっていました。木が燃えると風が起こって種が空中に飛び散って、そこからまた木が増殖しまくって、それにまた火の粉が飛んで燃え広がって、という感じでループして永久に燃え続けるので飽きるまでずっと見ていられます。

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人間とモンスターが自動で戦う様子を眺めるゲームです。モンスターを倒して手に入れたお金を使うと、人間とモンスターの両方を強化できるので、ちょうどいい感じで接戦になるように調整しながら強化していくのが楽しいです。人間は職業を4種類から選べて、それぞれにスキルがあるのですが、最初全然役に立たないと思っていたスキルでも粘り強く強化し続けたら意外と使えたりするので、そういう発見も楽しいです。強化以外はほぼ自動なので画面を見る必要すらないのですが、大量の敵を瞬殺する様子が気持ちいいのでずっと見てました。

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その名の通り、建物を破壊する物理演算ゲームです。ゲームといってもクリアとかはないので、ただ単純に鉄球や爆弾をぶつけて建物が壊れる様子を眺めて楽しみます。中心部に強力な爆弾を投下して一瞬ですべてを消し飛ばしたり、遠くから小さな鉄球を大量にぶつけてちょっとずつ壊れる様子を見たりして遊んでいました。建物はあらかじめ用意されている10種類くらいから選択するのですが、さっき久しぶりに起動したら自分で建設する機能が追加されていました。

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光の線を指で操作できます。「綺麗だなー」と思って眺めます。それだけなんですけど、何もしたくないときはこういうのが欲しかったりもするのです。

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組みあがったパズルを逆に解除していくというパズルゲームです。パズルのピースにはロックがかかっていて、最初は単純なのですが段階的に種類が増えていってどんどん複雑になっていきます。全部で150面あります。多少頭を使わないとクリアできないのですが、このゲームは「やり直し」がないので、そこが良いなと思いました。ピースを解除する順番はどこからでもいいので、解除できるやつを見つけた順に一つずつ解いていけば、いつかクリアできるというわけです。システム上、詰むことは絶対にないはずなので、行き詰ったときはバグを疑いながら進めました。幾度となく「バグか……?」「バグ来たか……!?」と思いながら遊び続けましたが、結果的に、150面やってもバグは一つもなく、全部僕の見落としだったので、良いゲームです。

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以上です。

今回のラインナップで僕が求めているものは大体伝わったと思うので、おすすめがあったら教えてください。お願いします。

臭い傘

今日は歯医者の予約をしていたので、朝から出掛けました。

 

雨が降っていたので、部屋の前の廊下に置いていたビニール傘を持って行ったのですが、マンションを出て傘を開いた瞬間に異臭がしてビックリしました。

ここ数ヶ月ビニール傘を使う機会がなかったので気づかなかったのですが、半屋外の廊下に放り出してあった傘は雨風に晒されて汚れまくっていたのです。錆びた金属の臭いに生臭さを足した感じの悪臭が漂ってきて、傘ってこんな臭いになるんだ、という発見がありました。しかも、よく見ると内側の奥の方には蛾の死骸が張り付いていました。

臭いだけならともかく、蛾の死骸が張り付いている傘はドロヘドロの世界じゃないと使えないので、仕方なく近くのコンビニで新しいのを買いました。新品の傘は、当たり前ですがキレイで、臭い傘とは雲泥の差がありました。

臭い傘の方は、マンションの自室まで置きに戻るのが面倒だし、2本持って歩くのも面倒なので、どこかで処分することにしました。といっても、傘を捨ててもいいゴミ箱なんてないので、適当なお店の傘立てに突っ込んで二度と回収しない、という作戦を考えました。傘立てに突っ込んで立ち去るだけだとバレて怒られるリスクが高いので、一回入店して、店を出る時に新品だけ回収することにしました。これなら、気付いた店員に指摘されても「いや、忘れてただけですけど」とムカつく顔で言い返せるので、完璧です。

というわけで歯医者に向かう途中のコンビニで実行しようとしたのですが、実際にやるとなると、想像以上に良心の呵責に苛まれてしまいました。入店したついでに買い物をしたらレジで店員と目が合って、そのせいで「この人に臭い傘を処分させるのか……」と考えてしまい、結局そのコンビニではミンティアを買っただけで終わりました。仕方なく、歯医者には傘2本を持って入りました。

 

歯医者で無事治療を終えたら、今度はやるべきことをやるためにコワーキングスペースに向かいました。道中、臭い傘を捨てても良心が痛まないゴミ箱みたいな店がないか探してみたのですが、そんな店はあるはずもなく、もう無理だなと思って、傘を捨てるのは諦めました。僕は善人なので、普通に持って帰って家で捨てることにしました。

諦めたので、傘2本持った状態で電車に乗り込んで移動したのですが、臭い傘は開いてない状態でも若干臭いので、ちょっと焦りました。でも臭さはどうしようもないので、「臭い傘持っててすまん!」と周りの人に心の中で謝罪して過ごすしかありませんでした。

 

コワーキングスペースに着くと、傘2本を入り口の傘立てに突っ込んで、作業を始めました。傘のことはいったん忘れてちゃんとやったので、まあまあ捗りました。

6時間くらい経った辺りで、そろそろ帰ろうと席を立ち、レジに向かいました。そしてお金を支払って傘立てを確認すると、僕の傘が2本とも無くなっていました。

その代わり、僕が買った傘と同じような見た目の、ちょっと使い古された傘が1本ささっていました。新品の傘と臭い傘を合成したらちょうどこれくらいになるかな、という感じの傘でした。

きっと、この傘の持ち主が、僕の新品の傘を間違えて持って帰ってしまったのでしょう。そして臭い傘の方は、普通にパクられたのでしょう。そう思って納得して、ちょっと使い古された傘を持って帰りました。

新品の傘をその日に失ったのは悲しいですが、臭い傘を持って帰る手間が省けたので良しとします。

やるべきことをやらないのは気持ちいい

今、僕にはやるべきことがあって、結構頑張らないといけない状況になっているのですが、そういう時にこそ日記を書いていきます。別に今書く必要なんて一切ないけど、今やります。ついさっきも、やるべきことはやらずに、ラジオを聞いたりコンビニでコーヒーを買ってきたりしていました。そういうのが全部、5割増しくらいで楽しいです。それは何故かというと、やるべきことがあるからです。

 

やるべきことがある状況で別のことをするのは、とりあえず気持ちがいいです。僕はその快楽の虜になってしまっているようです。テスト前の追い込み時につい部屋の掃除をしてしまう、というあるあるネタがありますが、それと同じです。僕も実際、そういう子供でした。部屋の掃除は糞だるいのでやらなかったのですが、漫画とか読んでました。前も書いたような気がしますが、そういう状況って背徳感がスパイスになるので全部楽しいのです。

昨日はさっさと仕事を終えて帰ってきて、「やるぞ!」って言ってすぐに寝たのですが、ただ寝るだけでも「やるぞ!」って意気込みを抑え込んで寝るのは気持ちよさが段違いでした。10時間くらい寝て起きたら、何もしてないのに達成感みたいなものがありました。一週間くらい前に何故かマインクラフトを買ったのですが、今思えば、それも「やるべきことをやらない」快楽に引き寄せられた結果だったのでしょう。今は流石にゲームは封印していますが、先週は毎日やってて、穴を掘ってるだけで全てが満たされていました。やるべきことが迫っている時はいつもこんな感じなので、そもそも僕は、やるべきことをしない為にやるべきことを作っているんじゃないか、という疑惑も湧いてきています。

 

さっき調べたら、こういうのは心理学用語でセルフハンディキャッピングというらしいです。Wikipediaによると、「たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守っている」ということらしいのですが、「気持ちよさ」について触れられていないので、もしかしたらちょっと違うのかもしれません。でも、言い訳要素があるのも間違いありません。自分に対する言い訳は、常に完備しています。

 

というわけで、これからもセルフハンディキャッピングの気持ちよさを突き詰めていきたいです。と言いたいところですが、実際はマジで困っているので治したいと思っています。なので、これから治し方をググってみようと思います。今の状況ならそれも楽しい時間になってしまうので、手に負えません。

入退院

入院していて、今日退院しました。

1週間の予定だったのですが、3日で退院できたのでラッキーでした。手術で切ったり打ったりしたのでまだ痛いのですが、そこに目をつぶれば大体元気です。

 

入院中は、人の気配が常にあって落ち着かないのでほぼ何もせずに寝て過ごしていました。「何かするかな」とノートPCも持っていきましたが、荷物にしかなりませんでした。予定通り1週間続いたら何かしたかもしれませんが、それでもタブレットとかでよかった可能性が高いです。そんなわけで何もしていなかったので、食事だけが唯一の楽しみでした。ご飯が美味しいのはありがたいです。

 

入院した次の日には手術です。

手術室には徒歩で入ったのですが、中では医者か学生かの人々が普通にスマートフォンを触って休憩していたのが印象的でした。僕が入ってきて手術台にあがっても全く気にも留めておらず、コンビニで客が入ってきても雑談を続ける店員みたいな感じでした。こっちは初めての手術なので「もっと緊迫感出してくれよ」と思ってしまいましたが、向こうからしたら慣れっこなので、そういうものなのでしょう。

手術自体は麻酔をしたので一瞬で終わりました。「一瞬で終わる」とよく聞くやつをそのまま体験できたので、よかったです。

 

手術が終わってからはまた寝ていたのですが、隣のベッドに見舞いにきた子供がめちゃくちゃうるさいので普通にムカついてしまいました。僕は騒音耐性が割とあるほうだと思っていたので、ムカついたことがショックでした。ムカつかされた上に器の小ささも指摘された感じで、ダブルのダメージです。手術のダメージもある中でそんな精神攻撃まで加えられたら、もうふて寝するしかありません。数か月後にはまた入院するので、その時は耳栓を買っておきます。

 

そんな感じでじっとしていたら、3日目には「退院していいよ」と言われました。予定より早く帰ってこられたわけですが、まだまだ本調子じゃないし、仕事とか絶対にしてはいけないときつく言われてもおかしくない雰囲気があった気がするので、予定通り1週間は休みます。自宅でしっかり休養する以上、実質入院しているのと同じなので、会社にも「退院した」とか言いません。